昨日 ハノイ大教会の横にあるフットマッサージのお店で偶然横にいらした女性が
日本人でした。はじめわたしはシンガポール人と間違われていたらしく、英語で話しかけられて
2分くらい英語で話していましたがベトナム人の店員たちがくすくす笑い出して「こっちもそっちも日本人。
英語でしゃべってるよーー くすくすくす」と笑うので「なーんだ」ということになりました。
なんか話を聞き出すのも、答えるのも上手な社交的な方で、しかもてきぱきと店員とも英語で話をして実に旅なれている様子、
どんなお仕事をされているのか聞いてみるとなるほどJ-WAVEのパーソナリティーの秀島史香さんという方でした。
それにしても、言葉が丁寧で綺麗。まるでインタビューを受けているかのような美しさです。
彼女と話していると私の言葉がどれだけ砕けまくっているのかがよくわかりました
「やっぱり生放送ですから日ごろから気をつけておかないと気がついたときには口から出てきてしまうんですよ」
とおっしゃっていたように、言葉ってほとんど反射的に出てくるものだから日ごろから相当意識していないとダメなんですね。
その点わたしなんて、録音してみればわかるとおり、音があちこち省略されていて100点満点でいうと10点くらい!!日本語を習い始めの外国人が聞いたら、きっとちっともわからないと思います。
ところで話はちょっと変わりますがその彼女、ベトナム人の店員さんから「めくちゃくちゃ若いっつ!!」と驚かれていました。
その秘密を探るべくいろいろ聞いてみると
休みがあればすぐ海外に出たり、チョッと気がついたことがあれがメモを取ったりして
ネタを貯めているとおっしゃっていました。というわけで
外見の若さって頭の中の若さに正比例するんじゃないか。って最近思うことが良くあります。
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ちょうど前の日にも、人類学者夫妻の友人が、ハノイから10時間ほど車で走って少数民族である
タイ族の村に行って帰ってきたので写真を見せてもらいました。
宇宙人に「これが2006年の地球です」って見せたらぶっ飛ぶほど原始的な農村風景。驚くのはそれだけではない。
その奥さんが言うには「もうあっちで何がびっくりって、私よりだいぶ年上だって思う人がみんな20代前半だったり、おばちゃんだと思っていた人が20代後半だったりするの」
「えーー想像つかないなあ 見せて見せて」とデジカメでとったいろんな写真を見せてもらった。確かにこれは確実に40代のおばちゃんだろう。と思う人が
まだはたちくらいのおかあさんだったりする。
なにが問題なんだろう。。
「でもさ一昔前まで日本でも30代っていうと確実におばちゃんだったのが、今は30代って結構20代の延長みたいに若い人がいっぱいいるよね。 40代でも黒木瞳みたいなひともいるし」と私が言う。
「まああれはちょっと異常だけど40代でも結構若々しいよね」
「確かに私たちが小さいころ、女性用の服というと20代までの若い服と、おばさんの服っていうふうに
大きくわけて2種類しかなかったのが今はその間がいっぱいあるよね」
「なんでだろ?」
「たぶんさ、、日本も昔だったら結婚して子供もいて何をちゃらちゃらしているの。とか30代にもなったら少しは落ち着きなさい。とか年齢相応の格好を。。みたいにある程度の年齢を超えたらあまり綺麗に飾ることは
かえってはしたないような感じがあったんだろうね。あと子供が出来たり家事に追われたりして
とたんに忙しくて自分に手をかける暇もなくなる。っていうのもあるだろうけれど
あと少数民族の女性も結婚前はすごく恥じらいがあって控えめでかわいいのが結婚したとたんに
すっぱだかになって水浴びしてるし。。」
「ベトナム人の女性もすごいよね。結婚前にすごく細くて、かわいい人が、結婚したその日から
見る見るうちにぶくぶく太って何ヶ月か後には立派なおばちゃんになっていた。って同じ食堂に毎日通ってたっていう駐在員が言ってた。。。」
要は若くあるのも綺麗でいるのも、結局気持ちというか意識問題なんだね。。
という話になった。。
ということでタイトルの「外見の若さのつくり方」の答えは逆説的なようですが
「まず脳みそのなかを若くしてしまう」ということなのです。
というわけで、まず手始めとして私は今日から年齢を忘れることにしますのでよろしくっつ!!