針灸に行ってきました
香港に来てすぐの頃、「針灸にいきたいんだけど。。」と友人に言って回っていたのですがみんな「まず病院に行きなさい。それからちゃんとした針灸師を紹介してもらいなさい」といわれました。
私が行きたかったのはその辺でちょっと開業しているところにさらりと行きたかったわけで、わざわざ病院で検査までしくようなところには行きたくなかったのです。
それで勝手に自分で探して、地元の古びたショッピングセンターの中の針灸医院を発見。
ドアを開けた瞬間、タオルがばらばら置いてあったり、床に針の袋が落ちていたり
しかもその針灸師が、ガタイのいい肉体労働系のおじさんだったので「どうしよう。。帰ろうか」と一瞬思ったほど。でも折角来たのだからと一応試しにやってみることにした
ただその鍼灸師のタオルのかけ方からすでにまるでクマの手のように力任せで不器用そう。。
もう、まな板の鯉のように、どうにでもしてください。という心境だった。
びっくりしたのは針をぶすぶすさして、その後力任せに凝りのあるぶぶんを徹底的にマッサージ。
マッサージなんてものではなく、陶芸の粘土をこねるように全身の力で思いっきり押している。
ひえーーーー。と思ってももう遅い。がんがんほぐした後は、タイ式の薬草の入った布を蒸したもので
がんがん皮膚の上をたたいている。この間ですでに一時間。
マッサージが終わって多少すっきりしたかと思ったけれどすぐにめまいが来た。
そのあと気持ちが悪くなって、5分もあるけず、タクシーで帰ってその日はずっと寝込んでしまった。
後になって香港の鍼灸は資格無しで始められるもので
クオリティーもテ
ンでばらばらだ聞きましたが時すでに遅し。
その後は日本の友人に教えてもらった、北京と名古屋で鍼灸の勉強をしてたという
呉偉 先生にお願いしています。その先生はにほんのお相撲さんが来た時などに
治療をしたり、日本語が出来るので日本人の観光客向けにホテルに出向いていったりもしてくれるそうです。ところで前述の肉体労働者系鍼灸師のことについて話したら
(彼の名誉のために言っておきますが、すごい一生懸命凝りをほぐしてくれたし、
最後は棒灸や、針などを色々激安で分けてくれてすごく助かりました)
「だめだめマッサージはそこまでやりすぎると危ないよ」とのこと。
ここの呉偉先生の診断はもっと丁寧。針灸の間はたぶん30分ほどですが3時間ぐらい寝たような深い眠りに落ちます。
終わると、ものすごく血の巡りがよくなって、体もホカホカ。
香港でたとえば漢方薬を飲もうと思っても、気功をやろうと思っても
なぜかオオゴトになってしまいます。
漢方薬は日本の葛根湯程度のものをもらいたかったのに
結局中文大学の教授の診察を受け、さまざまな生薬を配合してもらいました。
が毎日夜30から40分土鍋で煎じるのも大変だし、味はすごく苦くて飲み続けるのはなかなかつらいものがあります。しかも何年も飲まなければ効果がでない。とのこと
気功も、習いに行ったところ、少林寺の流れをくむところでまずは中腰の姿勢で何十分も立つ練習から始まります。それが永遠と3時間。。何週間たっても同じように苦しい体勢の訓練ばかりで頭がおかしくなりそう、。。しかもとても何ヶ月で一通りマスターできるようなものではなく弟子入りし何年間もしなくてはいけないような、超ヘビーな世界。
観光で来た友達に漢方とか気功に行きたいといわれますが
今は私が うーーん。とうなってしまいます。
香港ってとにかく何でもヘビー。
半端な気もちで手を出すと大変なことになるのです。
日本の漢方とか、鍼灸とか、気功とかってすべてお手軽に出来るようになっているんだーー。
と香港に来て初めて知りました。
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