日本には地域社会がなくなった。とよく言われる。
昔東京でビルに住んでいたとき何百世帯も人が入っているのに同じビルに知り合いは一人しかいなかった。
お年寄りがなくなって何ヶ月も気がつかれない孤独死とかいう話を聞くといたたまれない。
神楽坂に住むようになってすぐ銭湯によく行っていた。大体同じ時間には同じ顔ぶれがあり
事件があった日にはみなで裸のままテレビに釘付けになり「ひどいわ。。」と言ったり
お風呂の中では今日のお湯は熱いだのぬるいだの話す。
同じような年齢の子は自然に友達になり、何の共通点もないので特に話す話題はないので
「今日は何してた」と日々の些細な報告をする。
親密度は接触した回数で変わってくると聞いたことがあるが、
何ヶ月も会わない親しい友達よりもっと親近感が沸いてくるのは不思議だ。
ここで驚くのが、20代の女の子が60代の見ず知らずのおばさんと仲良く話していたり
40代の芸者風または芸者引退後小料理屋のおかみふう女の人が80代の人と親しく話していたりと
日常みないような世代を超えた会話がよく見られること。
日本って20代は20代、50代は50代と似たもの同士が一緒に歩いているのをよくみるが
世代を超えて交わっている風景ってあまり見かけない。
だからいろんな世代がぐちゃぐちゃになって話しているのをみるとベトナムみたいでほっとした。
秋葉原の事件でもみられるように人間は孤独ではいけない動物なんだと思う。
話を聞いてくれる人がいなくて携帯に毎時間書き込みをして、それを読んでいる仲間を圧倒するために事件を起こした。
実際にあったことのない人たちのなかで日々暮らしていて、その彼らからの十分な注目が得られなかったから、彼にとっての
バーチャルではなくリアルな世界 =つまり 秋葉原で現実に歩いている人々 を殺すことに決めてしまった
というやはり、彼にとって会社ではなく、日々の生活を気にかけてくれるコミュニティーが必要だったのだろうと思う。
驚くべきここに住み始めて1ヶ月ほどしかたっていないときから道を歩けば 「あ、あの人、お風呂屋さんに来る人洋服着るとこんなにおしゃれな人だったんだ。」
とか「あ、あの人はやっぱり芸者さんだったのね」「銭湯の息子さん、サラリーマンもしてたのね」とか歩いていると知っている人をよく見かけた。
銭湯のおかげで神楽坂に昔からここのの住人だったような感覚になった。
最近は歩いているだけで結構知った人に会う。今日はお化粧もしていないし髪もぼさぼさだし。。と日傘で深く顔を隠しながら歩いていても
「あっつ。こんにちわーーー」と日傘の下を覗き込まれて挨拶される。
変な格好では表は歩けやしない。
なくなってしまったコミュニティーを再生するには銭湯が一番。
将来水道代と電気代が上がることになったとき、銭湯だけは政府が援助して超格安に値段を下げてほしい。
銭湯が情報交換の場となり、人と人をつなぐ場所になってもっといい社会になりそうだ。
全く同感!
私もさ、一人暮らしをしていた頃は、よく久留米の「朝妻の湯」に
お世話になった。
お風呂に漬かっているときもだけど、サウナ(特に冷凍サウナ)に居るときに隣り合わせたおばちゃんとかと、よく話してた。
あと、洗い場で「シャンプー貸して!」とか「ボディーソープ貸して!」ってな貸し借りもあったり。
裸になると心もオープンになる気がするよ。
洋服やお化粧ってある意味「鎧」なのかな・・・。
ホント、人って一人じゃ生きていけないよね。
金八先生じゃないけどさ、「人」っていう漢字は支えあっている様が良くわかる漢字だもん。
アメリカ行くとこんな交流はないな~。
スパやジャクジーはあるにせよ、水着着用じゃ、ちょっと違うもんねぇ・・・。
あと2ヶ月ほど、もう一回ぐらい温泉行ってくる。
投稿情報: あい | 2008/07/15 09:40
へーー久留米で銭湯いってたんだ。
二日市あたりは温泉がマンションでも出るとこあるらしいけど
久留米は温泉ないのかな?
ところで「朝妻の湯」ってどういう意味があるんだろう。
意味深だ。
確かに洋服とかお化粧って鎧だね。
洋服とかお化粧をすることから
いろいろ虚栄心だったり、価値観だったり階級みたいなものがが出てきたりして世の中は複雑になりだす。
もし地球上の全員が裸でいなくちゃいけないとしたら
お金をかけるとしたら住むところと食べるものだけ
そりゃーーーシンプルな社会なんだろうなあ。
そういえば昔あった人で
ぼくは
「着る物と住むところと食べるものにお金を使わない。」とか言う人がいた。それって何にもお金使わないってこと??!!!
って思ったけど
まあ普通の人は無理。
そういう意味で時々は銭湯に入って原点に戻った感触をあじあうのも
健全かもね。
そうそう、みんなが洋服着てないから
持ち物に目が行くんだよね。
あ、この人はこんなシャンプー使ってるブラシも木で作ってある
自然派のひとなのね。
とか プラスティックに健康器具を一杯を詰め込んでいるひととか
たっかそうなシャンプー使ってる人とか
なんか泥のパックみたいなのとか蜂蜜パックみたいなのもってるひととか。
そうやってその人の暮らしぶりが想像できたり。。
そうだねえ。。。
アメリカってほんとに鎧かぶりまくっている生活だよね。
仲良くなるのは簡単だけど触れられたくないプライバシーの部分にさわらないようにと常に気を使いながら会話してる感じがする。
個人主義ってのは、自分の物は、自分のもの。人のものは人のもの。
って感じですべてのものを自分で使うことから始まっていっているみたいな感じがする。だから同じお湯を共有するなんて発想は生まれなさそう。
同じものを共有するとやっぱりそこで妥協なり、交渉なりいろんな意味でコミュニケーションが必要になるわけで
それができないからこそああやって法の力に頼って法廷で解決するように走ってしまうんだろうなあ。。。
ところでアメリカにはいつから行くの?
投稿情報: 石井良佳 | 2008/07/15 13:56
久留米にも天然温泉あるよ。
http://www.saisho.co.jp/yushin/index.html
ココにも行ってた。
ホントだ~。
何で「朝妻」だったんだぁ?
不思議~~~。(笑)
確かにアメリカは日本よりオープンではあるんだけど、その分フィルターが細かいんじゃないかなぁ。
「この人とはこの分野」みたいに範囲が決まってる感じ。
すっごく仲良くなると、それは日本といっしょでお互い何でも話すんだけどね。
プライバシーについて、とても慎重だね。日本より。
やたらと何でも裁判沙汰にして、実はコミュニケーション下手なのかぁ? それとも、多民族国家だからかぁ?って思っちゃうよ。
あ、アメリカはね、9月20日前後に移動します。
ネット環境が整い次第、連絡するよ~♪
投稿情報: あい | 2008/07/15 17:10
えっ、神楽坂に今お住まいなんですかぁ?私も以前アメリカ人の友人の企業を手伝っていたとき、神楽坂勤務で結構好きな街でした。フランス人がフランスを思わせる街。。とも言われてるらしいですね。高層マンションだったのですが、上から見える瓦屋根が好きでした。もしもまだ日本に、神楽坂にいらっしゃるのなら、私のいる杉並から東西線で20分で近いので、是非再会したいです。。よろしければ、別途メールくださいね!
投稿情報: smiley | 2008/07/23 04:15